お知らせ

水の週間記念シンポジウムに参加します。

■水の週間シンポジウムとは

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、広い地域で断水が起きるなど、普段蛇口をひねれば当たり前のように使えた「水」が大きく脅かされました。避難生活を送る多くの被災者が求めたものは「水」であり、様々な生産活動も水が届かないことで大きな痛手を受けました。水源から私たちのもとに一刻も早く届くよう、全国一丸で復旧に取り組む必要性が認識されたところです。

 「水」について考えてみると、これまで我が国では水資源開発を積極的に推進したこと等から、全体としてみれば日常の生活や食料生産・工業生産といった経済活動において水に困る状況からは脱却しつつあります。また、森が水を育み、川には豊かに水が流れ、水田は水を湛えるといった水が織り成す自然環境は、多様な生き物を育むとともに美しい文化・景観を形成してきました。このような「水は当たり前」という今日の状況は、これまでの先人達の努力による「水の恵み」とも言えます。 しかし、我が国は地震をはじめ自然災害の多い国であり、このような自然の脅威と今後も向き合っていかなくてはなりません。今回の東日本大震災を契機に、私たちが受けている様々な「水の恵み」を守り続けるために、一人一人何ができるのか考えてみましょう。

巧水スタイルは8月1日に水の週間シンポジウムが開催されます:水資源機構に参加予定です。

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